社会人を3年やってみて思ったこと
もう2月も終わり、3月になるらしい。
つまり、もう一ヶ月経過すると、社会人3年目が終わるということだ。
3年間と言うと、かなり長い期間に感じる。
中学・高校は入学から卒業まで。
大学で言うと、研究室・ゼミに入ってから、一通りの成果を出すまで。
(学部4年・院2年)
3年って、区切りにちょうどいいのかもしれない。
このくらいの期間があると、肉体的にも精神的にも大きな変化があるし。
学校から社会に放逐された身として、
今後も(イヤイヤながらも)お仕事に向かい合わなければ行けないので、
これを機に、いくつか思ったことを文に残して置きたいと思う。
社会人になって思ったのは、大きく2つ。
1.社会人でいう「仕事がデキる要素」は単一ではなく、複雑系である。
自分はIT系をベースに、他業界に関わる形で働いているので、
正直プロフェッショナルなことはあまり分からない。
(具体的かつ高難易度な課題を解く仕事をしていない)
という視座で見た3年間で、
「仕事がデキる」とはどういうことなんだろうなー、
と怒られ・詰められながら考えた、現時点の結論なのだが
「仕事がデキるかどうか」とは、
以下3点の複合系で評価されるんじゃないかと感じている。
- 物事を理解すること
- 物事を説明すること
- 物事を進めること
また、この3つはその立ち位置によって、重みが変わってくる。
- 物事を理解すること→a)現場の人間
- 物事を説明すること→b)現場のリーダー…a)とc)の間
- 物事を進めること→c)プロジェクトのリーダー
そしてこの3つは、全部必要な能力、求められる素養が
それぞれ異なるんだな、、と3年かかってようやく気付く(とても遅い)
自分の少ない人生経験で無理やり当てはめると、以下のように対応する感じ。
いわゆる「お勉強」「研究」は1,
ゼミの週次報告や、学会発表は2,
部やサークルの取り仕切りや、イベント企画は3
…こう書き出してみると、今までの人生で逃げていた部分のツケを
ここで無理矢理に精算させられている、そんな感じがしてつらい。
というか、無理なものは無理なので、
そういうときは自分が↑の1~3のうち、どれがストレス少なくできるか、
という視点で仕事を選んで行ったほうがいいのかなぁ。。。
という気がしている。
ちなみにIT系は3年チョロッと見た感じ、1のみ特化だと
お賃金は安めな印象なので、凝り性な人は別の業界のほうがいいのかな、
なんて思ったりする。(ひどい話だよね。)
2.みみっちい計算は、みんな思ったより大事にしている。
私は小心者な人間なので、
それでも何かしらの決断をするときか、その前準備をするときくらいである。
いや、仕事、こんなのばっかじゃない?
正直、気が滅入る。
管理コスト多すぎ。
準備は大事なのはすごい同意するし、準備しない人は正直あまり好きではないが、
「やった結果を見て、フィードバックで考える」という
トライ&エラーで仕事を進められないのが
自分にとってすごいストレスを感じるんだな、ということがわかった。
多分これは気質の問題で、
管理するより、管理される側の人間の方が合ってるんだろうな、と思う。
一方で、みみっちい計算(しかも、大体計算対象がしょーもない)は
社会人としてよく求められるので、
そのへんを以下にストレスを感じずにこなしていくのか、という
課題はあるのだろうなー。という気もしている。
1.にガッツリ絡む話だけど、
もうそのあたりから完全に手を引く、というのもありなんだろうなー。
とりあえず、明日が月曜日というのがとても嫌ですね。アーメン。
おわり。